STORESでネットショップを作れば便利な機能をこれだけ多く使える!

STORESでは初期状態でも通販に必要な様々な機能を使えますが、それに加えて「アドオン」と呼ばれる無料の追加機能をインストールできます。

アドオンを効果的に利用することで、売り上げを増やしたり、ショップを管理することが楽になったりと、通販の初心者でも簡単に高機能なショップを作れます。この記事ではSTORESの便利なアドオンを紹介します。

なお、必要に応じてSTORESの公式サイトもあわせて確認すると、理解が深まると思います。

目次

シール

STORES.jpのシール機能

商品に対して「SALE」や「HOT」といったシールを付けられる機能です。実際に使ってみると分かりますが、シールは結構目立つので、クリックしてもらえる可能性が高まりそうです。

STORES.jpのシールの種類

使用できるシールの種類は多く、新着商品、セール商品、無料商品などのジャンルごとに様々なシールが用意されています。オリジナルの画像をアップロードしてシールにすることもできます。

シールを選ぶだけで簡単に設定できるので、是非とも使ってほしい機能です。

ニュース

STORES.jpのニュース機能

ショップに関するお知らせを投稿できる機能です。

最新のショップの状況が分からないと、購入者に不安を与えて買ってもらえない可能性があります。そこで、ニュースの機能を使って最新情報や商品の魅力などを告知することで、購入へとつなげることができます。

STORES.jpのニュースの登録

ニュースには文章と画像の両方を掲載できて、ページの最後には関連する商品ページへのリンクを張ることも可能です。個人的には、ニュースの機能は絶対に使った方が良いと思います。

送料詳細設定

STORES.jpの送料詳細設定機能

送料を地域ごとに設定できる機能です。商品の在庫がある場所に近い配送先は送料が安く、遠隔地は送料が高くなるのが一般的です。そのため、基本的にはこの機能も必須になると思います。

STORES.jpの送料無料設定

また、一定金額以上の購入で送料を無料にする設定もできます。私の経験では、送料の無料は客単価を上げるために効果的なので、金額をいくらにするかは別として、使った方が良いと思います。

ダウンロード販売

STORES.jpのダウンロード販売機能

商品の発送を伴わないダウンロード商品を販売できる機能です。

例えば、撮影した写真や動画を販売したり、PDFに文章を書いて販売したり、電子書籍を販売したりといったことができます。上のように、商品の登録ページから販売するファイルをアップロードするだけなので簡単です。

対応しているファイルは、jpg、png、gif、pdf、wav、mpeg、zip、epubなど他にもいくつかあります。アップロード可能な容量は最大で1GBです。

購入者側は、商品をダウンロードするためのリンクが掲載されたメールが届きます。それをクリックすると本人確認のためにメールアドレスを入力する画面が表示されて、認証が完了するとダウンロードできます。

再入荷お知らせ

STORES.jpの再入荷お知らせ機能

商品が再入荷したときにメールを送信できる機能です。

再入荷お知らせの機能をインストールすると、在庫が0個になった商品ページには上のように「再入荷お知らせ」ボタンが自動的に表示されます。購入希望者はそこでメールアドレスを入力すると、再入荷お知らせの登録ができます。

STORES.jpの再入荷の自動メール

再入荷お知らせの登録があると、STORES.jpの管理画面ではどの商品に対して何件の登録があったのか一覧で確認できます。メールの送信方法は自動と手動の2種類があり、自動の場合は該当する商品の在庫数を1個以上に増やして更新を行うと、何もしなくてもメールが送信されます。

STORES.jpの再入荷の手動メール

手動の場合は商品の在庫数を1個以上に増やして更新を行うと、上のように「メール送信」ボタンが表示されます。これをクリックするとメールが送信されて、それが完了すれば一覧からは消えます。

販売期間設定

STORES.jpの販売期間設定機能

商品ごとに販売期間を設定できる機能です。

STORES.jpの販売開始のお知らせ

販売期間より前に商品ページを表示すると、「カートに入れる」ボタンが表示されないので購入はできません。また、販売開始までに1日以上ある場合は「販売開始お知らせ」ボタンが表示されて、購入希望者はメールアドレスを登録すると販売開始日の前日にメールを受け取れます。

STORES.jpの販売終了

販売期間を過ぎると、在庫が残っていても上のように「販売終了しました」というメッセージが表示されます。「カートに入れる」ボタンが表示されないので、商品は購入できません。

STORES.jpの販売期間の登録

販売期間の設定は非常に簡単にできます。上のように、商品の登録ページにおいて販売開始と販売終了の年月日・時刻を入力するだけです。

FAQ

STORES.jpのFAQ機能

ショップにFAQを表示できる機能です。よくある質問などを表示することで、購入者の不安を減らしたり、わざわざ問い合わせる手間を減らしたりといった効果を期待できます。

STORES.jpのFAQの登録

FAQの登録は簡単で、上のように質問と回答を入力するだけでFAQページが自動的に作成されます。

まとめ販売

STORES.jpのまとめ販売機能

商品をまとめて購入したときに割引を設定できる機能です。これにより、客単価を上げることが期待できます。

STORES.jpのまとめ販売の登録

同じ商品を複数購入したときに割引する「まとめて割」と、異なる商品を組み合わせて購入したときに割引する「セット割」の2種類があります。

それぞれ、500円とか1000円のように割引する金額を設定することもできますし、5%とか10%のように割引率を設定することもできます。

クーポン

STORES.jpのクーポン機能

お得に買い物ができるクーポンコードを発行できる機能です。

ホームページやSNSでクーポンを発行して新規顧客を獲得したり、過去に購入した人にメルマガでクーポンを送ってリピート購入につなげたりといった使い方ができます。

STORES.jpのクーポンの発行

クーポンの発行はとても簡単にできます。上のように、クーポンの発行数や使用条件などを入力するだけです。クーポンの内容(特典)に関しては、「値引き(円)」、「割引(%)」、「送料無料」の3種類から選べます。

STORES.jpのクーポンのメルマガ

発行したクーポンは「メールマガジン」の機能を使って送信することもできます。

メールマガジン

STORES.jpのメールマガジン送信機能

メールマガジン(メルマガ)を送信できる機能です。

「セールアイテム」、「新着アイテム」、「クーポン」というテンプレートを使えば非常に簡単にメルマガを作成できますし、テンプレートを使わずに好きな画像や文章を掲載することもできます。

メルマガの送信対象は、「過去に購入した人」、「過去1ヶ月以内に購入した人」、「会員登録した人」、「会員登録したけれど未購入の人」といったグループの中から選べます。また、登録されている顧客リストから任意の人を選んで送信することもできます。

メルマガの送信日時は予約することもできますし、即時に送信することもできます。

メルマガの使い方の例としては、過去1ヶ月以内に購入した人に対してまだショップのことを覚えている内にメルマガでクーポンを発行したり、会員登録したけれど未購入の人にメルマガでおすすめの商品を提示したりといったことが考えらえます。

アイテム一括登録

STORES.jpのアイテム一括登録機能

商品を一括で登録できる機能です。大量の商品を販売する通販サイトにおいて、何度も商品ページを開いて入力する手間を省けます。

用意するものは、商品情報を記載した「CSVファイル(.csv)」と商品の画像を保存した「画像ファイル(.zip)」の2つです。

STORES.jpのアイテム一括登録機能のCSVファイル

上の図がCSVファイルのイメージです。CSVファイルとは「カンマ区切りで書かれたファイル」のことです。メモ帳で開けばカンマ区切りで表示されますが、エクセルなどで開くと上のようにセルごとに区切られて管理しやすいです。

アイテム一括登録のCSVファイルは、1行目が項目名で、2行目以降が登録する商品情報です。手順としてはまず最初に「サンプルダウンロード」をクリックして、CSVファイルのサンプルをダウンロードしてください。そうしたら、1行目の項目名は残したまま、サンプルの記入例を参考に2行目以降に商品情報を入力してください。

STORES.jpのアイテム一括登録機能の画像ファイル

CSVファイルとあわせて画像ファイルを作成します。一つのフォルダに商品の画像をまとめて、ZIPファイル形式で圧縮します。なお、画像のファイル名がCSVファイルに記載した画像のファイル名と同じになるように注意してください。

CSVファイルと画像ファイルが用意できたら、それを先ほどの画面からアップロードします。そこから一定時間が経過すると、自動的に商品登録が完了します。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスが利用できる機能です。Googleアナリティクスとは、ショップにどれくらいの訪問者数があるのか、どこからショップに訪れたのかといったアクセス解析を行うGoogleのツールです。

アクセス解析を行うことで「検索エンジンからの訪問が少ない」といった問題点を分析できて、「それならSEO対策と広告に力を入れよう」といった感じでショップの改善が可能になります。

STORES.jpのGooglアナリティクス連携機能

別途Googleアナリティクスのアカウントを作成して「トラッキングコード」を取得したら、上のようにSTORES.jpの管理画面からそれを設定するだけで利用できます。

STORES.jpではアクセス解析を行う独自のツールを提供していますが、有料のスタンダードプランを契約しないと使えません。そのため、フリープランを契約している場合にはGoogleアナリティクスが必須になると思います。

広告タグ

STORES.jpの広告タグ設置機能

Google、Yahoo、Facebookの広告タグを設置できる機能です。

勘違いしやすいのは、これを設定することでショップの広告を出せるわけではありません。広告を出すためには、GoogleやYahooの広告サービス側で契約・設定をする必要があります。

この機能でできることは、広告の分析です。GoogleやYahooの広告を経由してショップで購入した回数や金額を計測できるようになります。

広告を出すことは無料ではありません。そのため、仮に成果が出ていないのであれば広告の出し方を改善したり、広告を止めたりといったことが重要です。その際の分析に役立つのがこちらの機能です。

まとめ

今回の記事では、STORES.jpの追加機能である「アドオン」の中で便利な機能を紹介してきました。月額利用料が無料のフリープランでもこれだけ多くの機能が使えることは素晴らしいです。

この記事で紹介したもの以外にも実際にはたくさんの機能があり、詳細は公式サイトをご確認ください。

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