【2021年最新】100%GPLでおすすめのWordPressテーマ

この記事では、100%GPLでブロックエディターに対応したWordPressのテーマを紹介します。

全て実際に購入して使っており、おすすめできるテーマです。テーマを選ぶ際の参考になれば幸いです。

目次

100%GPLとは

GPLは著作物の利用・改変・再配布などを許諾するライセンスで、非常に簡単に言えば、誰でも自由に使えるという意味です。WordPress自体は、このGPLのライセンスを採用しています。

そして、GPLには「コピーレフト」という仕組みがあり、GPLでライセンスされた著作物をもとにした二次的著作物もGPLでライセンスされる必要があります。

WordPressのテーマは、PHP、CSS、JavaScript、画像など様々なファイルで構成されています。この中でPHPファイルに関してはWordPressがないと利用できず、WordPressの二次的著作物(派生物)とみなされるため、コピーレフトの仕組みによって自動的にGPLのライセンスが適用されます。

しかし、PHP以外のファイルに関しては、必ずしもGPLのライセンスにする必要は(法的には)ないと言われています。このように、GPLのライセンスが適用されたファイルとそれ以外のライセンスが混在する形式は「スプリット・ライセンス」と呼ばれます。

100%GPLのテーマは、「GPLのライセンスがPHP以外のファイルも含めて全て適用される」という意味で、テーマを利用できるサイトの数やジャンルなどに制限がありません。

一方でスプリット・ライセンスのテーマは、PHP以外のファイルについて独自のライセンスを付与しています。その結果、「自己が所有するサイトにしか使えない」「特定のジャンルのサイトでは使えない」といった制約がテーマごとに設定されることがあります。

ちなみにWordPressのコミュニティとしては、100%GPLを尊重しています。そのため、WordPressの管理画面からインストールできるテーマやプラグインは100%GPLの必要があります。

GPLについて正確な情報は、WordPressの公式サイトをご確認ください。

WordPressテーマの選び方

昔はSEOに強いと言われるテーマが人気でした。「このテーマを使えば稼げる」といったアフィリエイト記事が多かったように思います(今も多いですが・・・)。

現在はSEOの内部対策がしやすい有料テーマは珍しくありません。また、検索エンジンのアルゴリズムはコンテンツを重視するようになり、テーマ選びにおいて「SEOに強い」という評判はあまり参考にならないかもしれません。

サイトの表示速度に関しては、テーマによって多少の差はありそうです。しかし、テーマを変えるだけで速度が大幅に向上するとは考えにくく、実際にはサーバーやネットワーク、プラグインやWebフォント、画像の数や容量など、テーマ以外が占める割合の方が大きいと思います。

表示速度は速ければ速いほど良いと思いますが、体感的に遅いと感じないのであれば、そこまで気にしすぎる必要はないかもしれません。検索エンジンのランキングへの影響に関しても、過度に遅くなければ問題ないと言われており、どちらかと言えばコンテンツの方が重要とGoogleの方が発言していたと思います。

SEOに強い、表示速度が速いといった評判は、本当にそうであるかは専門家でないと判断が難しいです。個人的には、以下のようにもっと分かりやすい観点でテーマを選ぶことがおすすめです。

使いたい機能があるか

テーマを利用する目的や、CSSやPHPなどの知識レベルなどによって使いたい機能は変わります。

例えばブログとして使うなら、記事を書くための機能や広告を管理する機能などが充実しているものが良いでしょうし、ホームページ制作に使うならカスタマイズのしやすさなどが重要になるかもしれません。

デザインが気に入るか

テーマによってデザインに差はあります。シンプルなデザインのテーマや、可愛い女性向けのテーマなど様々です。デモサイトなどを確認しながら好みのデザインか確かめてください。

ブロックエディター対応

良いコンテンツを作るために、ブロックエディターが便利です。「クラシックエディターのサポートが切れるから」といった消極的な理由ではなく、積極的に使うメリットがあるくらい進化しています。

ブロックエディターを使えば、これまでHTMLやCSS、JavaScriptやPHPなどを使っていた部品をボタン一つで挿入できます。その結果、ブログの記事を書いたり、ホームページを制作するための時間を大幅に短縮できます。

「ブロックエディターは使いにくい」という方も多いようですが、私はそのように思いません。それはクラシックエディターに慣れているだけであり、ブロックエディターを使い始めればその素晴らしさを実感できると思います。

私はクラシックエディターを長年使っていましたが、今ではブロックエディターしか考えられません。それくらいブロックエディターは使いやすいです。

クラシックエディターをサポートしないプロダクトは今後増えていくことが予想されます。個人的には、どうせブロックエディターに乗り換えることになるのであれば、早めにした方が良いと思います。

100%GPL

テーマの利用制限がない100%GPLは、利用者にとって非常にありがたいことです。100%GPLのテーマを選べば、ライセンス的には他人のサイトまで作ることができます。

色々な制約があって使いにくいテーマよりも、安心して使える100%GPLのテーマがおすすめです。

継続した開発

WordPressのテーマを探すときは、誰が開発しているかという観点も大切です。

昔はテーマの情報がブログのアフィリエイト記事くらいしかなく、本当に参考になる情報は多くはありませんでした。しかし現在は、SNSやYouTube、ブログなどで開発者自ら情報を発信している時代です。

WordPressは変化が激しく、テーマ側もそれに対応しないと使い物にならない可能性があります。だからこそ、今後もしばらくは開発を続けてくれそうとか、楽しんで開発をしてそうとか、そういった部分を開発者に感じられることが、テーマ選びには大切かと思います。

SWELL

ここからは100%GPLでブロックエディターに対応したおすすめのテーマを紹介します。

まず最初に紹介するテーマは、このブログでも使っている「SWELL」です。SWELLの一番の魅力は、何といっても便利なブロックエディターです。

以下はSWELLのブロックエディターで見出しを挿入している様子です。このように、ブロックの一覧からクリックするだけで記事に挿入できます。

ブロックエディター

HTMLやCSSなどの専門知識がなくても美しいサイトを作れたり、ブロック単位での移動や再利用ができるのでページを作る速度が上がったりと、ブロックエディターには様々なメリットがあります。

SWELLであれば私のようにクラシックエディターに慣れている方でも少し触れば使い方が分かるので、ブロックエディターに初めて挑戦する場合におすすめです。

また、SWELLは機能が豊富なので、個人のブログだけではなく、幅広いサイトに使えます。以下のように、おしゃれな店舗サイトや企業サイト、ランディングページなども簡単に作れると思います。

SWELLで制作したホームページ

Arkhe

SWELLと同じ開発者が作っているテーマが「Arkhe」です。

SWELLはブログにもホームページにも使える非常に高機能なテーマですが、一応SWELLはブログ向け、Arkheはホームページの制作者向けという位置づけになっています。

SWELLと違って機能を減らし、シンプルでカスタマイズしやすいことがArkheの特徴です。

ホームページ制作を代行する場合、お客様ごとに必要な機能やデザインは異なるはずです。そのため、最初から多くの機能を搭載してテーマの処理を遅くするのではなく、お客様ごとに変わる部分はプラグインを使ったり、自分でコードを書いたりしてカスタマイズできます。

以下のサンプルサイトも、Arkheのテーマをベースにしつつ、必要な部分はPHPやCSSなどを書いてカスタマイズしました。

Arkheで制作したホームページ

シンプルといってもそれはSWELLとの比較であって、Web制作に役立つような機能に関しては十分にあります。また、SWELLと同様にArkheのブロックエディターも驚くほど使いやすいです。

ただし、ある程度はCSSやPHPの知識が必要になるので、それらが全く分からない方はSWELLの方が良いと思います。

Snow Monkey

Snow Monkey」もブロックエディターに完全対応したWordPressテーマです。

Snow Monkey

Snow Monkeyの特徴は、ホームページを作る際に必要となる機能が数多くあることです。そのため、最近は副業やフリーランスとしてホームページを制作する方に人気のようです。

また、Snow Monkeyは数多くのフックを用意しており、PHPのプログラムを書けばカスタマイズしやすくなっています。自分好みにサイトをカスタマイズしたい方にとって、Snow Monkeyは最高のテーマになると思います。

SWELLやArkheと同じくらいSnow Monkeyは素晴らしいテーマなので、正直どちらか一方を選ぶことは難しいです。試用版を使ったり、デモサイトを見たりしながら、自分に合う方を選んでみてください。

Katawara

Katawaraは、Lightningという非常に有名なテーマを開発している株式会社ベクトルのテーマです。

Lightningと同様に、ホームページを制作する際にとても役立ちます。数多くの独自ブロックを用意しており、ブロックを組み合わせるだけで本格的なサイトに仕上がります。

Katawaraで制作したホームページ

Katawaraの大きな特徴として、上の画像のようにメニューが左側に固定で表示されます。メニューが上部にあるサイトが一般的だと思いますので、他のサイトとはデザインの面で差別化したいときに使えそうです。

また、Katawaraのテーマは買い切りになっており、一度購入すればアップデートも含めて使い放題になります。金額も安いので、試してみる価値は十分にあると思います。

まとめ

この記事では、100%GPLとテーマ選びのポイントを説明した後に、100%GPLでブロックエディターに対応したWordPressのテーマを紹介しました。

一度購入すれば様々なサイトに使える100%GPLのテーマは、非常にありがたいことです。

しかし、テーマの販売者からすると、テーマを自由に利用・改変・再配布できるライセンスは、ビジネスとして、または継続的な開発のために難しいかもしれません。その苦労は、100%GPLのテーマを販売している方にしか分からないことです。

この記事の内容で、100%GPLのテーマに興味を持つ方が増えてくれれば嬉しいです。また、ブロックエディターも本当におすすめなので、気になった方は試してみてください。

なお、テーマのレビューは記載時点の内容です。最新の正確な情報は、公式サイトをご確認ください。また、公式サイトの画面キャプチャを一部引用しています。

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