通販サイトのコストを下げる方法

通販サイトの利益を上げるためには、売り上げを増やす努力も大切ですが、コストを下げることも同じく重要です。人件費やコンサル費用など効果の薄い過剰な投資を行えれば、いつまで経っても利益は上がりません。この記事では、私の経験をもとに通販サイトのコストを下げる方法を紹介しています。

人件費を削減する

通販サイトの運営に必要な経費の中で、最も金額が大きいものは人件費ではないでしょうか?

通販サイトの担当としてフルタイムの正社員を一人雇えば、最低でも月額20万円の給料は発生します。売り上げから仕入れや製造の代金を差し引いた利益率が平均して3割だと仮定すれば、20万円の人件費を回収するだけで約67万円の売り上げが必要です。

社員の給料は同意がないと下げられないため、通販を担当する社員の給料については慎重に決めることが大切です。最初から高い給料を設定してしまうと、人件費を回収することすらできないまま終わってしまう可能性があります。

個人的な考えでは、立ち上げたばかりの小規模な通販サイトにおいて、フルタイムの正社員は不要です。他の業務と兼務したり、週に何日かだけ作業をしてもらう契約社員で十分だと思います。

フルタイムの正社員を雇っても良いケースは以下の2つです。

  • お金をかけられる大規模な会社で、本格的な通販サイトを制作する場合
  • 担当者が通販やWebサイトの専門知識がある場合

まず一つ目は、商品の数が多く、広告もどんどん出して注文を集めるような大規模な会社では、通販専門の社員を雇わないと対応が間に合わないでしょう。

二つ目は、担当者に通販やWebサイトの専門知識があり、自分でページの改善や集客などをできる場合です。それならば外注化する分のコストを削減できるため、人件費を払っても割に合う可能性があります。

私が知っている通販の失敗例では、この2つのどちらの条件も満たしていませんでした。通販専門のフルタイムの正社員がいたのですが、専門知識を持っていませんでした。そのため、広告の出稿はコンサル、ページの改善はWebサイトの制作会社、写真撮影はカメラマンという感じで、ほとんどの作業にお金をかけて外注化していました。

大規模な会社ではなかったので広告費もそれほどかけられず、注文は月に数件あるだけです。最終的には大幅な赤字で通販事業は終わってしまいました。

このような失敗をしないためにも、最初の内はなるべく人件費を抑えて、規模が大きくなってきたら徐々に拡大させるのが良いと思います。

コンサルをやめる

通販サイトに初めて取り組む場合、コンサル(コンサルタント)を雇うケースがあります。しかし、コンサルを雇えば利益が上がるかといえば、必ずしもそうではありません。

事実、私が知っている通販サイトの事例では、通販のコンサルに100万円近くの費用を支払っていましたが、売り上げは全く増えませんでした。コンサルといってもピンキリで、能力のないコンサルに当たってしまえばお金を搾り取られるだけです。

そうはいっても、何をしたら良いか全く分からないという会社もあると思います。現在はインターネットや書籍などに情報が溢れているので、自分で勉強するのが一番ですが、それが難しい場合には最初だけコンサルを入れるという方法もあります。

最初の数ヶ月はコンサルと一緒にサイトの方針を決めて、今後やるべきことを具体的に洗い出します。ある程度やることが分かってきたら、そこでコンサルを止めて、再び必要になればコンサルに相談するのが良いと思います。効果が出ていないのに何カ月もダラダラとコンサル費用を払い続けるのは、きっと上手くいかないでしょう。

ネットショップ制作サービスを変更する

本格的な通販サイトを作るときは「カラーミーショップ」が便利です。

しかし、カラーミーショップは無料プランが存在しないため、必ず月額料金が発生します。そのため、お金をかけられない小規模な通販サイトでは、無料で利用できるネットショップ制作サービスを選んでコストを削減できます。

例えば、「BASE」や「STORES.jp」は、無料で通販サイトを作れるサービスとして、非常に人気があります。

実際に私はBASEとSTORES.jpを使って通販サイトを作った経験がありますが、知識がなくてもあっという間にサイトを作れてしまいます。商品の数が少ないサイトや試しに通販サイトを作ってみたいといった場合におすすめです。

また、カラーミーショップには、エコノミー、スモール、レギュラー、ラージという4つのプランがあります。個人的にはレギュラープランで十分だと思いますが、仮にラージプランを使っている場合には、本当にそこまでのディスク容量が必要なのか検討しましょう。カラーミーショップでは、契約更新のタイミングに限り、下位のプランに変更することが可能です。

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